はじめに
みなさま、こんにちは。マゴチ専門メディア『MAGOCHI JAPAN』です。
本記事では、2024年8月25日(日)に山口県・岩国沖で開催された「MAGBITE presents マゴチハンター™CUP 4th 岩国沖インショアルアーマゴチ大会」の模様をレポートいたします。前回の「3rd 伊勢湾インショアルアーマゴチ大会」に続き、本大会も多くのマゴチアングラーが集結し、大盛況のうちに幕を閉じました。
今回のタイトルスポンサーはMAGBITE様。ご協賛企業の皆様のお力添えにより、大変豪華な大会となりました。選手同士の真剣勝負はもちろん、同船者同士の交流や情報交換など、ただ「釣る」だけではない“ボートマゴチの楽しさ”が存分に感じられる大会になったと思います。
それでは、大会の概要、競技結果、当日のスケジュール、そして今後の展望について詳しくお伝えしていきます。
大会概要
- 大会名:MAGBITE presents マゴチハンター™CUP 4th 岩国沖インショアルアーマゴチ大会
- 開催日:2024年8月25日(日)
- 会場:山口県 岩国沖(出船場所:藤生港)
- 参加人数:20名(4艇)
- 競技方法:ボートからのマゴチ釣り(ルアーのみ使用可)
- リリース規定:サイズ制限やキープ本数などの独自ルールを設定
- 協賛企業数:多数(タイトルスポンサー:MAGBITE 様)
- MAGBITE 様
- INX.label 様
- VARIVAS 様
- オンスタックル 様
- DAIWA 様
- SHIMANO 様
- JACKALL 様
- DUO International 様
- Major Craft 様
- STUDIO OCEAN MARK 様
- SOLDIRO 様
- ECOGEAR 様
- Megabass 様
- 美浜丸 様
- ANGLERS 様
競技結果
本大会では、前回大会同様、「個人部門」「チーム部門」「ビッグワン賞」「ファーストキャッチ賞」「ラストキャッチ賞」「本数賞」など、多彩な賞をご用意しました。以下では、そのなかでも主だった個人・チームの結果をダイジェストでお届けします。
個人部門
個人上位の結果(最大体長&本数など)
順位 | 乗船艇 | 選手 | 最大体長(cm) | 本数 |
---|---|---|---|---|
1位 | ISLANDS | 池上 順英 | 64 | 3 |
2位 | 美波丸 | 伊勢 隼人 | 60 | 2 |
3位 | ISLANDS | 竹川 知宏 | 60 | 1 |
4位 | DSKFGS | ジェネラリスト | 59.5 | 2 |
5位 | ISLANDS | 河村 健治 | 57 | 2 |
6位 | 美波丸 | ジグキャスター33 | 54.5 | 1 |
7位 | 篤希 | ヒガキ アツヤ | 51 | 1 |
8位 | DSKFGS | 中西 雄 | 49.5 | 1 |
(9位以下は参加者とスポンサー様のみ公表)
上位陣では、ISLANDS に乗船した池上 順英選手が大会最長寸の64cmを仕留め、見事優勝を飾りました。続く2位には、美波丸の伊勢 隼人選手がランクイン。今大会もサイズ・本数ともにハイレベルな戦いが繰り広げられました。
※ 開催日が真夏で疲れ果ててる…(もっと涼しい時に開催するべきでした…ごめんなさい!笑)
チーム部門
今回も参加全艇の「平均最大体長」を競う形となりました。見事優勝したチームは…
船名 | 平均最大体長(cm) |
---|---|
ISLANDS | 49.3 |
DSKFGS | 45.4 |
美波丸 | 43.9 |
筑希 | 37.1 |
ISLANDS が堂々の1位に。優勝チームの乗船者全員に豪華賞品が贈呈されました。おめでとうございます!
ビッグワン賞
- ビッグワン賞:個人優勝の 池上 順英選手(64cm)
文句なしのビッグワンです。今回は64cmが最長寸でしたが、サイズ以上に堂々としたボディラインに「70近いんじゃない!?」と声が上がるほどの迫力あるマゴチだったようです。
本数賞・その他特別賞
- 本数賞:多くのマゴチを釣り上げた選手に贈られる賞。
- ファーストキャッチ賞・ラストキャッチ賞:開始直後&終了間際に最初/最後のマゴチを釣り上げた選手へ贈られます。
いずれも該当選手が複数名いたため、ここでは割愛いたしますが、当日会場では数多くの笑顔が表彰ステージを華やかにしていました。
当日の様子
タイムスケジュール
- 開場:5:00〜
- 受付:5:30〜
- 開会式:6:30〜
- 出船:7:20
- 競技開始:8:17
- 納竿:13:00
- 集計:13:30〜
- 閉会・表彰式:14:15〜15:30
開場・受付
早朝5時、藤生港のスタッフの皆様のご協力のもと会場がオープン。少し薄暗い岩国の海に、参加者たちの熱気が集まります。前回大会同様、受付は混乱なくスムーズに進行。手続きを終えた方から、同船予定のメンバーに挨拶や作戦会議をする光景が随所で見られました。
薄暗い時間に集合し、徐々に明るくなっていく間の景色が本当に綺麗でした。
早く集まった選手同士で仲良くマゴチトーーーーク!
美しい…
本大会のスポンサー様です。スポンサーの皆様のお陰で豪華な景品を準備できています。誠にありがとうございます。
さあ、乗船準備です…ドキドキ…
今大会の参加賞です。もう一度言います。参加賞です。全員配布です。スポンサー様のお陰で多くのアングラーが気軽に参加できる大会になっていると思います。損しません。参加しない方が損です。重ねてお礼申し上げます。
今大会は4艇で出船です!
初対面でも大丈夫です!船長をはじめ、各船に配置しているリードアングラーが上手にチームビルディングしてくれます!初心者でお一人でも参加されても構いません。当日、初対面の方も少なくないです。マゴチハンターCUPで出会って釣り仲間が増えていく…この大会の醍醐味の一つです。ぜひ気軽にご参加ください!主催者の私もしっかりサポートさせていただきます。
めっちゃ良い笑顔!
作戦会議中かな…?
釣り前の談笑中。この時間も大会の醍醐味。楽しいですよね。初対面の方も交えて仲良く釣りトーーーク!
思い思いのタックルを準備…他のアングラーのタックルを一挙に見ることができることも大会のメリットの一つ!
マゴチはワームだけではなく様々なアプローチも可能。学びが多いです…。
みんな準備できたかな…?!
船の上で談笑しながらタックルも準備。船長と選手のコミュニケーションも活発です!
開会
6時30分頃からの開会式では、大会主催者(マゴチハンター™伊勢 隼人)より「安全第一」であること、競技ルールの再確認などが丁寧に説明されました。協賛企業のご紹介もここで行われ、どのメーカー様も豪華な賞品を提供してくださっているとのことで、会場のボルテージは一気に上昇。
よーーーし!やるぞ!全員集合〜〜〜〜!!!
主催者のマゴチハンターこと伊勢隼人から挨拶と大会ルールの説明。
マゴチハンターCUP 醍醐味のイベント『船対抗戦』についても細かくルール説明。
出船前に各チームの写真を撮るよ!
Team 美波丸
Team ISLANDS
Team 篤希
Team DSKFGS
釣り大会は基本的にバチバチしてしまう。しかし、マゴチハンターCUP は個人競技として競い合う一方、チーム戦があるので、船の中では仲良く釣りします!
ルアーマゴチの大事な要素は他の人のパターンを見て学んで釣果が伸びる事。大会だからと言って、この素敵なコミュニケーションを潰したくない。そんな思いから始まったチーム対抗戦。好評です。釣り仲間もたくさん増えますよ!ぜひ体感しに来て下さい。
さあ、出船だ!安全第一で楽しく釣りしましょう!本日はよろしくお願いします!
出船・競技開始
7時、一斉出船。真夏の日差しが岩国沖の海を照らす中、ボートが次々と出港する様子は壮観でした。スタートフィッシングの合図が出ると、いち早くエンジンを止めてキャストを開始するアングラー多数。ほどなくして「釣れた!」というファーストキャッチ報告がLINEオープンチャットに流れ始め、各船の士気も高まりました。
今回も「個人競技 + チーム部門」という形で、同船メンバー同士が協力してパターンやルアーを共有し合う姿が随所で見られました。ボートマゴチの魅力である「再現性のある釣り」を存分に活かし、ワームやジグヘッドを交換したり、ヒットパターンをお互いに伝え合ったり…大会特有の“バチバチ感”の中にもしっかりとした助け合いが見られるのが、このマゴチハンター™CUPの良さでもあります。
順次出船。
これもマゴチハンターCUP 醍醐味の光景。一斉に船が同じエリアに移動。事前に取り決めたエリア内で4つの船が釣り続けることにしています。
同じようなエリアで釣りすることで、船の選択による差を極力最小限にしています。基本的にはお互いの船が見える範囲で釣りしています。ご協力いただいた船長の皆様に改めて感謝いたします。
7時15分に一斉にスタートフィッシング!!
LINE オープンチャットでスタートフィッシングの時間を全船揃えています。競技時間の平等性を考慮しています。
まさか開始5分でマゴチをキャッチ。ボルテージは上がっていきます…🔥
ナイスキャッチです!! 水の色に溶け込むカラーですね。
グリパン系カラーでナイスサイズをキャッチです!おめでとうございます!
カーリーテールが好調?! 定番カラーでナイスサイズをキャッチです!続々とキャッチ情報が大会当日専用の LINE オープンチャットに届きます。ドキドキ…。
マゴチハンターCUP 2nd チャンピオンも、キャッチ!2nd 優勝ルアーは岩国沖でも通用する様子です。
同じく 2nd 優勝ルアーでマゴチをキャッチ!テールが無くなってる…?!
暖色系も好調ですね!これは良いサイズですね!ブレード付いてますね…この日はどんなパターンが良いのか、同船者や他の船の釣果から届く情報で探り合い…
タイトルスポンサー, MAGBATE 様のルアー『タコ足一本 3.5inch』が好調。カラーは特に偏りは無さそう…かな…
またまた『タコ足一本 3.5inch』でキャッチ情報。これはデカいですね!マゴチの顔から分かる大物感。本人の満面の笑みからも大きいサイズであることが自然と伝わってきます。
こちらもナイスサイズ!グリバンチャート系が好調になってきたかな…
これは…マゴチではなりません…記録対象外で残念な表情です…
今大会、最小サイズ?! ナイスキャッチです!!
『タコ足一本 3.5inch』強いな…ガチで…今日は特に良さそうな雰囲気です。
これもいいサイズですね!全体的に渋い中でナイスキャッチです!
2nd 優勝ルアーも負けていません!
サイズは惜しいが…ナイスキャッチです!
暖色カラーも釣れる日ですね!
おおお、これはデカい一本ですね!納竿ギリギリのタイミングで釣れた様子です…。最大サイズ1本の勝負なので、最後の最後まで分かりません…!!
この日はどの時間帯も『タコ足一本 3.5inch』が好調でしたね!ナイスキャッチです!
この色が絶対に強い!というのはあまりない日でしたかね。いいサイズです。ナイス!
ホワイトカラーも釣れますよね!いいサイズ!
13時15分にストップフィッシングです。全体的に渋い時間帯が多く、船長の方々の配慮で少しだけ延長。本当にご配慮ありがとうございました。納竿し、帰港です。ドキドキの結果発表までもう少しです。
納竿・帰港
13時15分、無情にもストップフィッシングの合図。最後の一投に賭けるアングラーも多く、終盤には「あと数分…!」と気合が入った声があがりました。
終わってみれば、皆さん豊富な釣果を持ち寄り、満足げな表情。船上で繰り広げられた名勝負が、それぞれのボートでドラマを生んだことでしょう。
帰港後は手早く片付けを済ませたり、港で「どんなパターンだった?」と情報交換をするメンバーがあちこちで見られました。初対面同士だったメンバーも「次は一緒に釣りに行こう!」という話が自然と出てくるのも、マゴチハンターCUPならではの微笑ましい光景です。
一斉にストップして、すぐに帰港です。
多くの選手がやり切った気持ちだったのではないでしょうか。
次々と船が帰港しています。同じエリアで釣りしているので、ほぼ同時に港に到着します。
帰港すると、一スポンサー企業様の INX.label 代表、加来 匠さんが閉会式のために来ていただきました。ありがとうございます!
今日の釣りについて語っているのでしょうか。
選手の皆様、楽しそうに感想を話し合っています。やり切った顔をされている印象です。
表彰式までは時間があるので、各自タックルを車に収納。かなり暑い日だったこともあり、皆さん、疲れた印象も受けました…(笑) 本当に暑い日でした…。
大会後のトークが超楽しいんですよね。お互い探り探り釣果を聞きつつ、隠したり、仄めかしたり…?! 笑
さあ、暑いので、早く集計しちゃいましょう!
集計・表彰式
受付時に配布された記録用紙と各船長の報告内容をもとに、運営側で集計を行いました。事前に用意されたスプレッドシートにデータを入力すると、個人戦・チーム戦ともに結果は一瞬で算出。年々運営の効率化が図られている様子です。
表彰式では、前述の個人上位入賞者やチーム優勝、ビッグワン賞などがそれぞれ表彰され、笑顔と感謝が飛び交う時間になりました。
結果集計中…
集計ミスがないようにダブルチェック…
集計完了…!!
タイトルスポンサー様にもご報告。景品の割り振りも最終調整。本当に僅差でした…。
集計完了したので、集まって下さい〜!
タイトルスポンサーの MAGBITE 様から、ご挨拶していただきました。
ファーストキャッチ賞をはじめ副賞
めちゃくちゃ豪華やん!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
スポンサー企業様に数多くの商品を頂けたため、多くの方に入賞のチャンスを作れています。誠にありがとうございます。今回の大会は渋い状況もあって、0本の方も少なくなく、少し被っている印象ですが、通常はもう少し副賞の入賞はバラつきます。今後も思考して参ります。
INX.Label 代表の LEON さんから直々に商品を選手にお渡し。おめでとうございます!!
個人部門 3位
竹川 知宏 選手
- 3位
- 乗船艇
- ISLANDS
- 最大体長
- 60cm
- 本数
- 1本
- 乗船艇
伊勢 隼人 選手
- 2位
- 乗船艇
- 美波丸
- 最大体長
- 60cm
- 本数
- 2本
- 乗船艇
池上 順英 選手
- 1位
- 乗船艇
- ISLANDS
- 最大体長
- 64cm
- 本数
- 3本
- 乗船艇
以上、上位 3 名でした。おめでとうございます🥹🎉
マゴチハンターCUP 4th 岩国沖大会チャンピオン、池上 順英 選手より優勝インタビュー。本日のテクニックなど、非常にタメになる内容でした。ありがとうございます!
表彰後、スペシャルゲストの LEON さんから本大会の総括と近年の釣りについて熱く語って頂きました。真剣な眼差しで耳を傾ける選手の顔が印象的でした。ご多忙な中、お時間を割いて下さり、誠にありがとうございます。
MAGBITE リリース前の竿について先行発表!今回の優勝者にも提供していただきました!
最後は抽選大会
スポンサー企業の皆様のお陰で、多くの方が景品をゲットすることができました。ありがとうございます。また、選手の皆様のご参加のおかげで、大会が成り立っています。すべての人に参加賞も含めて、さらにマゴチ釣りに挑戦してもらえるアイテムを配ることができました。
大会だけではなく、日頃の釣行でもご一緒にマゴチ釣りを盛り上げていきましょう!本大会に携わって下さった全ての方に感謝です!
タイトルスポンサー、MAGBITE 様より締めの挨拶
選手としてもご参加いただき、誠にありがとうございました。非常に豪華な景品を提供していただきました。そして、優勝ルアーは MAGBITE 様の『タコ足一本 3.5inch』でした。
集合写真
皆様、本当にお疲れ様でした。めちゃくちゃ暑い日で疲労の顔も伺えます…。次回はもう少し涼しい時期に開催しましょう。
ご協賛企業様のご紹介
今大会は、MAGBITE 様をはじめ多数の企業様にご協賛いただきました。豪華景品や参加賞も充実し、選手のモチベーションを大いに高めてくださいました。
協賛企業の皆様、本当にありがとうございます。ここでは割愛しますが、他のメーカー様も多数ご参加いただき、会場ではブース出展や新製品の紹介なども行われ、大会を大いに盛り上げてくださいました。
おわりに
「MAGBITE presents マゴチハンター™CUP 4th 岩国沖インショアルアーマゴチ大会」は、天候にも恵まれ(ただし猛暑だったかもしれませんが…)、無事に終了しました。参加者の皆様の熱意、そしてご協賛いただいた企業の皆様のご支援により、今回も大成功と言える結果となりました。
- ボートマゴチの楽しさ:
同じ船に乗り合わせるメンバーとの交流が生まれ、新たな釣友を得る機会にもなった本大会。ルアーを変えれば釣れる、パターンがハマれば爆釣…ボートマゴチならではの熱い攻防が、各所で繰り広げられました。 - 運営面のさらなる改善:
前回大会を踏襲しつつも、会場や時期が変わったことで新たな課題も見つかりました。暑さ対策やタイムスケジュールなどは、今後もより快適に安全に楽しめるよう工夫を重ねていきます。 - 次回大会への期待:
マゴチハンター™CUPは、今後も全国各地で開催予定です。ボートマゴチ未経験のビギナーから、腕に覚えのあるベテランアングラーまで、どなたでも楽しめる大きな魅力が本大会にはあります。まだ参加されたことのない方も、ぜひ次回大会では一緒に盛り上がりましょう!
最後になりますが、改めて参加者、船長、運営スタッフ、そして協賛企業の皆様に感謝申し上げます。マゴチ釣りの普及と、釣りを通じた人と人とのつながりをより一層深めるため、マゴチハンター™CUPはさらに進化してまいります。
大会に関する詳細や次回開催の情報は、当メディアおよび各種SNSにてアップデートいたします。皆様のご参加を心よりお待ちしております。
それでは、本大会のレポートはここまで。次回大会でお会いしましょう!